噓の新聞/盛岡夕イズム

嘘の新聞/盛岡夕イズム(もりおか ゆう いずむ)

嘘の新聞/盛岡夕イズム(もりおか ゆう いずむ)since 2024/04/01

盛岡さんた踊り来年12月に開催へ~チャグチャグ馴鹿コも同時開催か~

北5大祭りの一つとして、毎年、8月に「盛岡さんさ踊り」を開催している岩手県盛岡市で、2024年12月25日に新たな冬の祭り「盛岡さんた踊り」が行われる。外資系団体が中心となって、実行委員会を設立し準備運営にあたる予定で、世界中のサンタクロースを集め、さんさ踊りパレードを実施するというものだが、初開催となる24年は、クリスマスイブにプレゼントを届けに日本に来るサンタクロース538人全員の参加を見込んでいる。

盛岡さんた踊り開催決定の嘘ポスター

景には、トナカイそりで荷物を運ぶサンタクロースが、日本国内では、働き方改革関連法改正に関連し4月1日から時間外業務時間が制限される「自動車運転業務」に該当するという判断がなされたことがある。これにより、12月24・25日の連続そり運転が難しくなり、国際サソタクロース協会(本部:グリーンラソド)が、日本へのプレゼントを運ぶ方策を模索していた。

協会が、AIチャットサービスで検索したところ、『ニューヨークタイムズの「2023年に行くべき52か所」第2位の岩手県盛岡市に「さんた踊り」というイベントが行われているので、休息を兼ねてそれに参加させ、連続そり運転を中断させればよい』という誤った回答(本当は「さんさ踊り」)を得、盛岡のさんさ踊り関係者に相談したことをきっかけに、開催が実現した。

係者によれば、春の馬パレード「チャグチャグ馬コ」をモデルとした、冬のトナカイパレード「チャグチャグ馴鹿コ」を開催することも検討中という。

岩手県関係者も「冬のイベントは、岩手県の交流人口拡大のみならず、日本に来るサンタクロースの労働条件の改善ももたらし、日本のみならず世界のロールモデルとなる」と意気込む。

義深い世界初のイベントの成功が期待される。

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